ソニー生命保険株式会社

~第3回:自主運営で稼働率80%以上のヘルスケアルーム~

 クオライフ訪問者のみなさん、こんにちは。ソニー生命保険株式会社 人事部人材開発課の結城聡顕(ゆうきとしあき)です。第3回の今回は、ソニー生命における障がい者雇用の特長の二つ目として『ヘルスケアルームの取り組み』についてお伝えします。

 ヘルスケアルームとは、心身の疲れを癒し業務に励む環境を作るため、福利厚生の一環として従業員向けにマッサージを行う施設です。

当社では1996(平成8)年、従業員に対する福利厚生と併せ、視覚障がい者の採用を進める目的で、あん摩マッサージ資格保有者によるヘルスケアルームを開設しました。スタート時は本社1カ所のみで、マッサージ業務を行うヘルスキーパーも3人でした。

 開設から20年近く経った現在、全国7拠点(札幌・仙台・東京(青山・中野坂上)・名古屋・大阪・福岡)でヘルスケアルームを運営し、また周辺の営業拠点への出張施術も行っております。
ヘルスキーパーの数も2014年12月時点で全国30名規模にまで拡大しました。


ヘルスケアルームの稼働率は全国平均で85%を超え、年間利用件数は20,000件以上です。


対外的な営業をしていない社員向けのサービスであるにもかかわらずここまで利用が進んでいる背景には、社員の認知向上もさることながら、週1回は就業時間内にヘルスケアルームを使用できるような人事制度を構築し、会社としてヘルスケアルームの活性化をバックアップしていることや、利用したいという社員を上司も快く送り出す雰囲気など、ヘルスケアルームの利用を促進する環境を作っていることが挙げられます。
ヘルスケアルームをもっと増やしてほしいという要望が多数寄せられているところからも、利用者の満足度の高さが伝わってきます。

ソニー生命保険株式会社  これらの実績は、ひとえにヘルスキーパーの仕事に対する情熱、ヘルスケアルームは自分達で運営していくのだという思いで真摯に仕事に取り組んでいる姿勢から生み出されたものです。
その一環として、年に2回のヘルスキーパー全体研修を自分達で企画し実施しています。

施術の技術だけでなく、円滑な運営のための事務スキルやビジネスマナーなど、短い時間の中に癒しを求めにきた社員に対してどう接し、どうおもてなしをすれば来て良かったと思ってもらえるかということを自分たちで考えた、毎回違うオリジナルプログラムです。このように当社のヘルスキーパーのメンバーは、社員に貢献することを通してお客さまに貢献するという気持ちを持って仕事に取り組んでいます。

 第3回はここまでです。 次回以降は、企業の一採用担当の立場から仕事や就職に関する疑問にQ&A形式でお答えしていきます。
もし何か聞いてみたい事があれば、ぜひクオライフのサイト内のお問い合わせフォームから編集部にメールして下さいね。
お楽しみに!

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第2回:『頑張りたい人を応援する仕組み・制度』
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【会社概要】

ソニー生命保険株式会社

[会社名]

ソニー生命保険株式会社

[社名英語表記]

Sony Life Insurance Co., Ltd.

[本社所在地]

〒100-8179 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
大手町フィナンシャルシティ グランキューブ

[設立]

1979(昭和54)年8月

[代表取締役社長]

萩本 友男

[従業員数]

8,461名 (うちライフプランナ-5,164名)

[資本金]

700億円

[営業拠点数]

支社 123拠点
代理店拠点 40営業所

※2019年4月1日現在 (従業員数は2019年3月末現在、営業拠点数は2019年7月1日現在)
※ライフプランナー数は嘱託ライフプランナー・契約ライフプランナーを含む