ソニー生命保険株式会社

~第6回:仕事、就職に関するQ&Aコーナー(3)と最終回に当たって~

 いよいよ、ソニー生命様の連載も最終回となりました!
前回に引き続き、ソニー生命・結城様にクオライフへ寄せられた様々な質問をさせていただき、その回答を掲載していきます。
また最後に、結城様から一言!


Q19. 選考がすすめば役員の方ともお会いすることになると思いますが、どんなことに気を付ければいいですか。
A. 面接は常に目の前にいる人とのコミュニケーション。役員だからといって、特別な対応は不要です。相手に敬意を払った言葉遣いや所作、身だしなみに気をつけていれば大丈夫だと思います。
<クオライフから> 基本的なことは事前に一次、二次面接の面接官から伝わっているはずなので、質問に対しては前回までの面接と一貫性のある返答を心がけましょう。
また役員の方はみなさんお忙しいので、簡潔に話すことも重要です。 とはいえ、それ以上に明るく、元気に対応することが肝心ですね。
 
Q20. どんな障がいをお持ちの方がたくさん働いていますか。
A. 当社で活躍している社員で多いのは透析の方、内部疾患の方、上肢下肢障がいの方、視覚障がいの方などです。その他にも様々な障がいをお持ちの方が活躍しています。障がい状況によって必要な配慮は異なりますので、みなさん「ここはできるが、そこはできないのでサポートがほしい」と発信し、働きやすい環境を自ら整えていらっしゃいます。
<クオライフから> 自分と同じ障がいを持っている人が働いていると自分も働きやすいな、と思っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。 もちろんそういった面もあるかとは思いますが、ヘルスキーパー等の専門職種を除くと障がい者といえどもいろいろな部署に配属されることが多いですので、同じ障がいの方が多いことが必ずしも有利というわけではないでしょう。
また同じ障がいと言ってもその状況は様々ですので、周りの方に障がいに対する特定の思い込みが激しいと返ってやりにくくなる場合もあるようです。 結城様がおっしゃっているように、自分の状況を正確に伝えられることが最も大切だと思いますので、その点を注意しましょう。

Q21. どんな仕事をしている障がい者の方が多いですか。
A. ソニー生命の障がい者採用は大きく分けると「ヘルスキーパー」「事務職」の2つに分類できます。事務職といってもその範囲は広く、人事や総務といった管理系から、システム開発、企画系など、たくさんの部署に活躍の場は広がっていますので、やりたい事をぜひ面接の場でぶつけてみてください。
<クオライフから> 「自分にはどんな仕事が出来るだろう?」「自分がやりたい仕事を会社でやらせてもらえるだろうか?」と不安に思っている方もたくさんいらっしゃるようですね。 一般的には、多くの障がい者の方は一般事務の仕事をしていることが多いです。ただし、これはあくまでスタート時における話であって、働き続ける中で何か専門分野を自分で持つようにすることはキャリアプランの中で重要なことです。
一般事務ではダメ、ということではないですが、自分の処遇をよりよくしたい、自分の可能性を高めたい方は是非そういった専門分野にもチャレンジしていってもらいたいと思います。

Q&Aコーナーはこれで終わりになります。質問いただいた方、ありがとうございました!

○結城様から連載終了に寄せてメッセージをお願いします。
 読者のみなさま、半年間にわたり本コラムをお読みいただきありがとうございました。クオライフさんからお話をいただいた時は、「本当に私でいいのだろうか?」という不安もありましたが、せっかくのご縁ということで、普段から採用に携わる者としての率直な思いをお話させていただきました。。

ソニーグループは創業当時から、『ダイバーシティー&インクルージョン』という考えのもと、だれもが尊重される職場環境の実現と、社会の多様性を尊重する企業文化の推進を行ってまいりました。そんなソニースピリットを受け継ぐソニー生命では、今後も障がい者採用に関して積極的に取り組んでいきたいと思っています。

ぜひ、どんどん社会に飛び出して、ご自身の力を如何なく発揮してください。
みなさまには多くの可能性があり、広い社会には多くのチャンスが眠っています。
前向きな気持ちで、できることから頑張ってみてください。
どこかで皆さんとお会いできることを楽しみにしています!

ソニー生命保険株式会社
人事部人材開発課
結城 聡顕(ゆうき としあき)


○クオライフからコメント
 企業の障がい者採用のご担当者様からかなり本音でのお話をしていただいたこの特集ですが、読者の皆様にはご満足いただけましたか?
正直申し上げて、私どもクオライフでもこのような試みは初めてで、ここまで本音のお話を聞けるとは驚きでした。
ソニー生命様は、企業業績の面でも障がい者雇用という面でもたいへん良好、かつ先進的な取り組みをされているところです。
ですから、もちろんすべての会社が同じような考え方であるわけではありません。
会社のカルチャーや業界の景気動向、経営者の考え方などによって障がい者雇用の取り組み方法に違いがあるのは当然のことです。
一つの分かりやすい事例としてソニー生命様の取り組みを知っていただいた上で、就職活動をされている方には、企業選択の一つの判断材料としていただければ幸いです。

最後に、ソニー生命の結城様、この特集に最後までお付き合いいただいた読者の皆様にあらためて御礼申し上げます。
尚、「障がい者がハタラクために」企業の取り組み特集の連載は、引き続き、クオライフが継続してまいります。
乞うご期待!

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【会社概要】

ソニー生命保険株式会社

[会社名]

ソニー生命保険株式会社

[社名英語表記]

Sony Life Insurance Co., Ltd.

[本社所在地]

〒100-8179 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
大手町フィナンシャルシティ グランキューブ

[設立]

1979(昭和54)年8月

[代表取締役社長]

萩本 友男

[従業員数]

8,461名 (うちライフプランナ-5,164名)

[資本金]

700億円

[営業拠点数]

支社 123拠点
代理店拠点 40営業所

※2019年4月1日現在 (従業員数は2019年3月末現在、営業拠点数は2019年7月1日現在)
※ライフプランナー数は嘱託ライフプランナー・契約ライフプランナーを含む