働くブログ

後から変えるのは大変な施設

 

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障がい者の通勤のための設備として、例えば

駅の中のエレベータについていうと、ほとん

どの場合、使いづらい場所にあります。


これは後からエレベーターを増設するケース

がほとんどなので、中心から少し離れた場所

につくらざるを得ないからでしょう。


結果として、エレベータの外の入り口は不便

な場所に作られることになり、例えば車椅子

などではかえって行きにくくなってしまうこ

ともあります。


駅のトイレの場合、最近多いのは多目的トイ

レと言われるもので、これ自体は中が広くて

大きい洗面台も備えており、介護が必要な人

にとっては大変有効なように思われます。


一方で、そこまで重度ではない障がいをお持

ちの方にはここまでの施設が必要か、という

素朴な疑問が生まれます。


また、かなりのスペースを取っているので数

は限られますし、普通のトイレの数が減って

しまって一般の人も使わざるをえない状況も

出てきます。


乗り換え時、特に地下鉄ですが、これについ

ても非常に階段が多く、エレベーターの設置

が難しい(複数回の乗り継ぎが必要)ところ

が多いようです。


問題点ばかりをあげつらいましたが共通して

いえることは、既存の施設、建物に後から当

初予定していなかった設備を増設することの

難しさです。


基本的な構造を変えずに、移動しやすさ、使

いやすさを実現するのは容易なことではあり

ません。


また、増設しようとする設備自体が非常に重

度な障がいを持っている方を前提にしている

ように感じられるのも共通しています。

(続く)